盲点、陰を探す

こんにちは
ミラピアノレッスンです。


さて、今日のタイトル、
意味不明かな?


私たちは、目に見えるもの、
加えるもの、だけにとらわれがちなのですが、

その背景には、
目に見えないもの、離すもの、に支えられています。


例えば、自律神経は意識できないけれど、
心臓を動かしたり、体温調節をしていますね?


その、意識と無意識、
その、盲点に目を向けることで
ピアノを弾きやすくする話です。



和音が揃わない、
小さな音が揃わない、
弾き始めが怖い、
リズムが整わない、


などの悩みに、
使えるテクニックを話しますね。



それは、
盲点、
つまり、今まで
見えなかったところに意識を向けてみることなのです。


小さな音での和音は、
ついつい、力を加える、音の部分のみに
注目してしまいますが、

そういった、細心の力の加減は
難しいです。
意識すればするほど力が入り、
ガタガタな和音になったりします。


その時は、
音と音の隙間に、耳を傾けてください。
音の隙間が
存在していることに気づいてみてください。

そこに、弾力を感じてみてください。

それから、
弾くとき、力を加える時のみに
注力するとやはり細心の力をコントロールできないので、

前の音を離すところに意識を向けてみてください。


それからリズムが整わないとき、

弾くほう、ではなくて
音と音の時間的隙間に注目してください。



つまり和音の縦にも隙間があって、

時間軸、つまり、横の音の隙間にも弾力がある。

普段は影になっている部分に注目することで、
入りすぎた力をリリースできるのです。


針に糸を通すときに、
針の部分や見たり糸の部分を見ないで、



指先だけに注目したら力が入りすぎてコントロールできないはずです。


つまりピアノを弾く時、
全体を見るには影の部分が存在してることに気がつかなければいけないのです。


実はそこに気がつくと力のコントロールがしやすくなって楽になりますよ。


力のみでコントロールしようとせず、
無意識の力を借りることなのです。


力を加える、ではなく、力を離す、
陽だけではなく、陰とのペアで成り立っていること。


なんだかいろんなことに応用できそうな話ですね。


では今日も楽しい音楽ライフを送りましょう。

ミラピアノレッスンでした。

♪ミラピアノレッスン♪

武蔵野三鷹吉祥寺 ピアノレッスン致します。 幼児から大人の方まで♪優しく丁寧に指導いたします。 音を奏でる喜びを分かち合いましょう。 ピアノ、作曲、ソルフェージュ、 音大受験、大人のピアノ 初めての方も、経験者の方も、親身にレッスンいたします。 お気軽にお問い合わせください。 体験レッスン、カウンセリングも可能です。 mirapianolesson@gmail.com

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