歌うように弾くこととピアノの打鍵法
花粉の時期ですね。
私も漏れなく花粉症なので、しばらくは鼻がグスグスです。
さて、ピアノは指で弾くもの、と皆さんは思いがちだと思いますが、
指だけ切り離して考えると、難しい箇所はなかなか弾けません。
さらに、ピアノを歌うように弾くこと、
そして、ピアノは打楽器であること、
この矛盾を乗り越えるためには、
指だけで弾こうとするのではなく、
心はもちろん、
身体、特に肩から腕全体を意識して使っていくことが大事です。
指は正確なポジションに起きその後、腕全体を使って、打鍵のためのアクションをすることです。
指は、その後の打鍵に必要な形になっているようにします。
腕全体といっても、その運動は
肩から、いくつかの関節を通って鍵盤まで到達します。
その時必要とする音の種類により、
それぞれの関節の動きを緩めたり、またテンションをかけたりします。
どこかを固定して、どこかをしならせる、
その組み合わせにより多様な音が出ます。
その辺は、ピアノは最終的には打楽器だということを意識していきましょう。
しかし、人間のファジーな機能を使えばいろいろな音が出せるのです。
さて、打楽器ではあるけれど、
もうひとつの人間のファジーな機能、
歌う、ということを使って、
歌うように弾きましょう。
ハートで歌うことで、
それは必ず胸、肩、腕を伝わって、
打鍵に影響します。
まずは、
自分は歌うように弾くんだ、と決めてくださいね。
何度も繰り返していると、
もっと細かく歌うニュアンスを感じられるようになります。
そうするためには、
また、身体の機能を使う、
歌う→弾く→感じる→考える→使う→歌う→
の無限ループ。
螺旋階段のように上手くなりますよ。
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