黒鍵弾くの難しい?
とかく、黒鍵は、
楽譜ではシャープやフラットがつくので、弾くのも難しい!と思い込みがちですが、
実は、黒鍵は
白鍵よりも弾きやすいのです。
楽譜から目を離して、鍵盤と仲良くなって欲しいなあと思います。
黒鍵は隣の黒鍵と、離れているので、
ミスタッチしにくいですし、
白鍵より奥にあるので、力を入れなくても鳴らせます。
実は手の形状は、白鍵よりも
黒鍵に馴染みやすいのですよ。
ショパンは、そのことをよくわかっていて、
黒鍵を効果的に使っています。
子供たちが、よくピアノで遊び弾きをする、
猫踏んじゃった、も
黒鍵だけ使っているので誰にでも弾けてしまう、というそのことからも
黒鍵は手に馴染みやすいことがわかりますよね。
なのに!
楽譜とにらめっこしていると、
黒鍵は難しいもの、とインプットされてしまうのは残念!
簡単なところは早く覚えて、手を見て、手を感じてみてください。
黒鍵を弾くとき、生徒さんの手を見ていると、
楽譜の読みにくさにつられて、力が入ってしまっています。
猫踏んじゃった、のときはあんなに軽々と弾いていたのに!
もう一つ、よくあるのは
黒鍵は、落ちそうだから、という思い込みのために力が入ってしまう場合です。
これも、よーく見て感じてみるとわかりますが、
黒鍵は、掴むのではなく、
押す、または、鳴らす、
と思ってみてください。
白鍵の高さよりも、出っ張っている黒鍵は
本当は掴まなくても楽に鳴るのです♪
黒鍵に対する
思い込みを変えて、
ピアノを楽に弾きましょうね!
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