手のひらの筋肉の開け閉め
ピアノも、中級以降になってくると、
早いパッセージや、和音がたくさん出てきます。
特にショパンやドビュッシーは人気がありますね。
ショパンやドビュッシーを弾くときは是非脱力をマスターしましょう。
元々、手のひらは、
物を握るために発達しています。コーヒーカップを持つ、物を掴んで食べる、荷物を持つ、等。
ピアノのように、指の独立が必要になってくると、そういった元々の手の使い方ではなく、
弾いたあとすぐに脱力できることが大事です。
物を握るときは、離して一瞬で脱力すると危ないのでそのように出来ていません。
ですので、
ピアノの上達のなかで、この脱力が一番難しいのではと思います。
(そして脱力のレッスンをできる指導者が少なすぎます。ただ音大を出ても殆どの人はそのレッスンが出来ないのでは、とさえ思います。)
さて、脱力、
その第一歩として、弾いたあと、すぐに手のひらの筋肉を緩めることを意識してみてください。
それから、音が飛ぶときや、
フィギュアを移動するとき(親指をくぐらせる、のではなく、移動する、と思ってください)は、
猫や犬を脇の下からかかえあげたとき、
身体全身ダラっと力を抜いている柔らかな感じで、手のひらを移動してみましょう。
ゆっくり、スローモーションでやってみましょう。
手のひらの、人間のデフォルトでオンになっている機能を、一回一回、手動でオフにしていく練習です。機能に逆らうわけなので、最初は丁寧に意識してみましょう。
ミラピアノ教室では
中級者以降の、この一番難しいテーマ、脱力について、様々なメソッドを駆使、丁寧に説明をして、
是非マスターしていただけるよう親身に相談にのっております。
そして是非ショパンやドビュッシーを楽しく楽に弾けるようになりましょう♪
上達していただけることが私も楽しみで嬉しいです。
生徒さん募集中です。
ミラピアノ教室三鷹
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